ホームけいはんなレビューけいはんな学研都市を知る関連>木津駅前に商業施設誘致 市、活性化の起爆剤に(京都新聞H27.12.7)

けいはんなレビュー

木津駅前に商業施設誘致 市、活性化の起爆剤に(京都新聞H27.12.7)

2016/01/07

木津川市はJR木津駅西側の市有地に、商業施設を誘致する計画を進めている。交通の利便性が高く大阪、奈良、京都のベッドタウンとして人口が増え続ける中、市は駅周辺の中核拠点と位置付け、新たな出店を促す起爆剤にしたい考えだ。懸念材料は、3300平方メートルという区画の狭さにある。

市の計画では、民間事業者が市有地を借り、商業施設を建設する。土地の賃料の最低価格は1カ月当たり1平方メートル234円(3300平方メートルで約77万円)。施設の内容とともに、賃料の設定額について企業から提案してもらう仕組みだ。

この区画は、旧木津町時代の1998年度にスタートした区画整備事業によって生まれた。駅前であることに加え、国道24号に接する一等地。市は、学研都市の南の玄関口として魅力あるまちづくりを目指している。民間事業者の経験やノウハウを生かしたいと公募型にした。

市はこれまで、水面下で個別の企業に打診してきたが、断られた。その理由は面積だという。

近鉄山田川駅の西側にあるアル・プラザ木津(木津川市相楽)は敷地面積が3万8千平方メートル。市が誘致を進める区画の10倍以上ある。大型店化専門店化が時代の流れになっている。

市によると、来年1月に計画を受け付け、市と市商工会でつくる選定委員会の審査を経て3月ごろに市と覚書を締結する予定だ。事前説明会には5社が参加したという。

木津駅は、大阪、奈良、京都、三重をつなぐ鉄道の要地だ。関西(大和路)線と片町(学研都市)線が走り、大阪駅や京橋駅まで1時間前後で到着する。京都駅までは40分。その利便性を背景に、木津川市は今後20年にわたり、ベッドタウンとして人口が増える見通しだ。

11月末時点の人口は7万4137人で、合併直後の2007年3月末と比べて約7500人増えた。日本全体が人口減少期に入るなか、市は35年には8万5千人になると予測している。12年にまち開きした駅東側の城山台は11月末時点で2715人が暮らす。市は最大で1万1千人になるとみている。

JR西日本によると木津駅の乗降客数は14年度が1日当たり7414人で、5年前より約千人増えた。朝夕は通勤・通学の利用者で混雑する。

駅や周辺を歩いてみた。

駅の建物は立派だが、構内に売店はない。「9月に閉店しました」と駅職員は話す。

駅西側には、病院や銀行のほか、市役所や警察署などがある。区画整理事業で道路幅が広くなり、公園も設置されたが、商業施設を誘致する区画を含め駐車場や駐輪場などの更地が目立つ。

国道24号沿いまで足を伸ばすと、ドラッグストアやパン屋が並ぶ。しかし、ターミナルとして、にぎわいは物足りない。

商業施設の計画予定地は、駅周辺の市有地では最大のスペースだ。市都市計画課は「ここに人の集まる商業施設を誘致すれば、活気が生まれて連鎖的に新しい出店が進む」と期待している。20151207kyoto_kizu.png

けいはんな学研都市を知る
研究活動と事業化の現状を知る
It is けいはんな
新産業創出交流センター

ページトップへ