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健康・長寿学研から世界へ サントリー新研究拠点 社長が会見(京都新聞H27.5.28)

2015/06/29

京都府精華町の関西文化学術研究都市で27日に竣工式が行われたサントリーホールデイングスの新研究開発拠点「サントリー ワールド リサーチセンター」は、健康・長寿分野を中心に国内外の研究者が交流する場となる。今後、高齢化が急速に進行する日本経済の中長期的な成長をはじめ、学研都市全体の活性化をけん引する役割も担う見通しで、誘致した京都府などは期待を高めている。

「健康・長寿の需要はどの国にもある。まず日本で取り組んでから海外を見据え、世界一を目指す」。現地で記者会見した新浪剛史社長はこう強調した。

同社は2020年の売上高を現在の1・6倍となる4兆円まで伸ばす目標を掲げている。昨年5月に米酒造大手ビーム社を買収するなど米国戦略を強化しているところだが、グローバル競争は激しく「将来の価値を生み出すシーズ(技術の種)を今のうちに作らないと10年先、20年先はない」(辻村英雄専務)と危機感を抱く。

中長期的な成長に向けて首脳陣が決断したのが、研究開発体制の拡充だった。大阪府島本町内に分散していた研究所を移転、集約させた新拠点はその中核となる。ゴマのサプリメントや特定保健用食品の茶など実績がある健康・長寿分野での新製品創出に特に力を入れ、アジアや欧米に展開する戦略を描く。

研究活動では、企業や大学とも積極的に連携を図る方針。近くの「けいはんなオープンイノベーションセンター」(旧私のしごと館)をはじめ、学研都市には多くの企業や大学、研究機関が集積しているため、山田啓二府知事は「学研が日本のイノベーション(技術革新)を起こす中心になる」と期待する。

府が研究開発施設などの誘致を進めている精華・西木津では、三菱東京UFJ銀行が大規模事務センターの建設が決まるなどすでに用地の9割超が埋まり、残り区画でも交渉が進んでいる。

府文化学術研究都市推進課は「厳しい時期もあったが、進出を計画する企業のニーズを踏まえて、学研都市の魅力を訴え続けてきた成果が出てきた」としている。20150528 suntry.png20150528 sumtry-2.png

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