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動作支援ロボで脳機能回復実験 ATR、治療法確立へ(京都新聞H27.1.15)

2015/02/16

国際電気通信基礎技術研究所(京都府精華町、ATR)は14日、脳波測定で体を動かす意図を読み取って動作を支援する装着型ロボットを用いて、脳卒中で損傷した脳の機能回復実験を始めると発表した。実験でリハビリや治療の方法が確立されれば、脳卒中患者の日常生活支援や社会復帰に役立つと期待される。

同日付の英科学誌に、損傷した脳の機能回復を含め、脳の機能と活動を解明する方法論を発表した。ATRは昨年12月、脳と機械をつなぐ「ネットワーク型ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)」と呼ばれる技術を使い、頭皮に取り付けた電極で脳波を測定し、頭で念じた通りに家電製品を遠隔操作するシステムを公開した。

これまでの研究では健常者の20歳代男性を被験者として、脳波による電気信号で、手足に取り付けた動作支援の装着型ロボットを動かす実験を重ねた。その結果、脳と、ロボットによる体の動きが互いを刺激し合うことが分かった。ATRは実験データをもとに、装着型ロボットが損傷した脳の機能回復にも役立つとの仮説を立て、近く慶応大医学部の協力を得て、脳卒中によって運動に関わる脳機能を損傷した患者を被験者にした実験を行う。

ATR脳情報研究所ブレインロボットインターフェース研究室の森本淳室長(工学博士)は「機能回復に向けてのリハビリや治療の方法を探りたい」と話している。20150115 ATR.jpg

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